こんにちは!まりんハウスです🐾
今回は、ご家庭でできる猫ちゃんのお耳掃除について、動物看護師の目線でお伝えしていきますね。
「うちの子、最近よく耳を掻いてるけど大丈夫かな?」 「お耳の中が黒くて気になる…」
そんなお悩みをお持ちの飼い主さん、ぜひ参考にしてみてください✨
猫ちゃんのお耳は「L字型」になっています
まず知っておいていただきたいのが、猫ちゃんの耳の構造です。
人間の耳の穴はまっすぐ奥に伸びていますが、猫ちゃんのお耳は途中で直角に曲がったL字型になっているんです。
外から見える「外耳道(がいじどう)」は、最初は縦にまっすぐ下りていき、その先で横方向にカーブして鼓膜へとつながっています。
このL字構造を知らずにお掃除をすると、汚れがうまく取れなかったり、奥のほうを傷つけてしまったりすることも…。だからこそ、構造を知ったうえでケアしてあげることが大切なんです。
用意するもの
お耳掃除に必要な道具はとてもシンプルです。
- 綿棒 … 細めのベビー用がおすすめ
- コットン … 柔らかいものを選びましょう
- イヤークリーナー(耳洗浄液) … 動物病院やペットショップで購入できます
- ご褒美のおやつ … とっても大切!
⚠️ 人間用のオイルや消毒液、アルコールは刺激が強すぎるので、必ずペット用のものを使ってくださいね。
お耳掃除のやり方
① 見える範囲の汚れを優しく拭き取る
まずはコットンにイヤークリーナーをしみ込ませて、耳の入り口や耳介(じかい:お耳のヒラヒラした部分)の汚れをそっと拭き取ります。
いきなり奥を触られるとびっくりしてしまうので、まずは見えるところから始めるのがコツです。
② 綿棒でL字に沿ってお掃除
ここがいちばんのポイントです!
綿棒はL字の縦の部分にまっすぐ沿わせて入れ、Lの角にあたるところで方向を変え、横の汚れをそっとかき出すように使います。
イメージとしては、汚れに対して直角に綿棒を当てて、すくい取るような感覚です。
無理に奥まで突っ込むのは絶対にNG。鼓膜を傷つけてしまう可能性があります。「見える範囲+少し」くらいでちょうど良いんですよ。
③ ぐりぐりしない!
これは本当に大切なお願いです🙏
猫ちゃんのお耳の中の皮膚はとっても薄くてデリケート。ティッシュペーパーをイメージしてもらえると分かりやすいかもしれません。
ぐりぐりと力を入れてこすってしまうと…
- 皮膚に細かい傷がついて炎症の原因に
- 汚れを奥に押し込んでしまう
- 猫ちゃんがお耳掃除を嫌いになってしまう
良いことがありません💦
「拭き取る」「すくい取る」くらいの優しいタッチを心がけてくださいね。
こんなときは動物病院へ
以下のような症状があるときは、ご家庭でのケアはいったんお休みして、動物病院での診察をおすすめします。
- 黒い汚れがたくさん出てくる
- 嫌な臭いがする
- 赤く腫れている
- かさぶたや出血がある
- 頻繁に頭を振ったり、しきりに耳を掻いたりする
外耳炎や耳ダニなどの可能性があります。早めの受診で、猫ちゃんの負担を減らしてあげましょう。
さいごに
お耳掃除は、猫ちゃんの健康チェックができる大切な時間でもあります。
無理せず、嫌がるときは少しずつ。短い時間から慣らしていって、終わったらたくさん褒めて、ご褒美と一緒に「お耳触らせてくれてありがとう♡」の気持ちで取り組んでみてくださいね。
まりんハウスでは、お耳のケアについてのご相談もお受けしています。気になることがあればお気軽にお声がけください🐱✨