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【動物看護師が教える】はじめて猫ちゃんを迎える前に準備したいものリスト

ケア

こんにちは、まりんハウスです🐾

「そろそろ猫ちゃんをお迎えしたいな」とお考えの皆さま。新しい家族を迎える前のワクワクする気持ちと同時に、「何を準備すればいいの?」「ちゃんとお世話できるかな?」と不安に感じていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。

今回は、動物看護師として日々たくさんの猫ちゃんと飼い主様に接している立場から、お迎え前に揃えておきたいもの準備のポイントをご紹介します。お迎え当日に慌てないよう、ぜひチェックリスト代わりにご活用くださいね。


まず大切なこと:「猫ちゃんが安心できる環境」を整えること

新しいおうちに来た猫ちゃんは、慣れない環境にとても緊張しています。中には、最初の数日はごはんを食べなかったり、隠れて出てこなかったりする子も少なくありません。

動物看護師としてお伝えしたいのは、**「お迎え前の準備=猫ちゃんが安心して過ごせる環境づくり」**ということ。物を揃えることはもちろん大切ですが、それ以上に「この子がここで安心して暮らせるかな?」という視点で準備を進めていただくと、猫ちゃんも飼い主様もスムーズに新生活をスタートできます。


【必須アイテム編】お迎え当日までに必ず揃えたいもの

1. トイレ・猫砂

猫ちゃんはとてもキレイ好きな動物です。お迎え初日からトイレが必要になりますので、必ず事前に設置しておきましょう

  • トイレ本体:体のサイズの1.5倍程度の大きさが目安
  • 猫砂:迎える猫ちゃんが今まで使っていたものと同じ種類がベスト
  • スコップ・処理袋:毎日のお掃除用

💡 看護師ワンポイント 迎え入れ先(保護団体・ブリーダー・ペットショップなど)に、「今使っている猫砂の種類」を必ず確認してください。砂の感触が変わるとトイレを使ってくれなくなる子もいます。最初は同じものを使い、徐々に好みに合わせていくのがおすすめです。

2. ごはん用・お水用の食器

  • フードボウル:浅めで安定感のあるもの
  • ウォーターボウル:清潔な水をいつでも飲めるように

💡 看護師ワンポイント ヒゲがボウルのフチに当たることを嫌がる「ヒゲ疲れ」を起こす猫ちゃんもいます。口が広く浅めのお皿を選んであげると安心です。陶器製は安定感があり倒れにくいのでおすすめですよ。

3. キャットフード

  • 子猫の場合:子猫用(グロース/キトン用)の総合栄養食
  • 成猫の場合:成猫用の総合栄養食

💡 看護師ワンポイント こちらも今まで食べていたフードと同じものを最初に用意するのが鉄則です。環境の変化だけでもストレスなのに、ごはんまで急に変わると消化不良や下痢の原因になります。フードを切り替えたい場合は、お迎えから2週間ほど経って落ち着いてから、1〜2週間かけてゆっくり移行しましょう。

4. キャリーバッグ

お迎え当日の移動はもちろん、その後の動物病院への通院でも必須のアイテムです。

  • ハードタイプ:安定感があり、動物病院での診察台代わりにもなる
  • ソフトタイプ:軽くて持ち運びやすい

💡 看護師ワンポイント 上部が開くタイプだと、診察時に怖がる子をスムーズに出せるので動物病院でとても助かります。普段から部屋に置いて「安心できる場所」にしておくと、いざという時に怖がらず入ってくれるようになりますよ。

5. 爪とぎ

爪とぎは猫ちゃんにとって本能的な行動であり、ストレス発散やマーキングの意味もあります。準備していないと、家具や壁紙が爪とぎ代わりにされてしまうことも…!

  • 段ボールタイプ
  • 麻縄タイプ
  • 床置きタイプ・縦置きタイプ

💡 看護師ワンポイント 猫ちゃんによって好みがあるので、最初は1〜2種類用意して様子を見るのがおすすめ。よく爪とぎする場所(ソファの近くなど)にあらかじめ設置しておくと、家具を守ることにもつながります。

6. 寝床・隠れ家

  • 猫用ベッド、ハウス、ドーム型寝床など
  • ダンボール箱でも代用可

💡 看護師ワンポイント 新しい環境に来た猫ちゃんは、「身を隠せる場所」があるだけで安心感が大きく違います。最初の数日は出てこなくても心配しすぎず、隠れ家でゆっくり休ませてあげてください。


【あると便利編】徐々に揃えていきたいアイテム

7. キャットタワー・上下運動できる場所

猫ちゃんは高い場所が大好き。運動不足やストレス解消のためにも、上下運動ができる環境は大切です。お部屋の広さに合わせて選びましょう。

8. おもちゃ

  • 猫じゃらし
  • ボール
  • けりぐるみ
  • 知育トイ

💡 看護師ワンポイント 誤飲事故が多いのがおもちゃです。羽や紐、小さなパーツが取れやすいものは、遊ぶときだけ出して、終わったら片付ける習慣をつけましょう。

9. ブラシ・お手入れ用品

  • ブラシ(短毛種・長毛種で異なります)
  • 爪切り
  • 歯ブラシ・歯磨きシート

💡 看護師ワンポイント 子猫のうちからお手入れに慣れさせておくと、大人になってからもストレスなくケアできます。最初は短時間から、おやつとセットで「いいことがある」と覚えてもらいましょう。

10. ケージ(多頭飼いや子猫の場合)

子猫期や、先住動物との対面期間中はケージがあると安全です。災害時の避難用としても役立ちます。


【お部屋の環境づくり】事前にチェックしておきたいこと

物を揃えるのと同じくらい大切なのが、お部屋の安全確認です。

誤飲・誤食の危険があるもの

  • 観葉植物(ユリ科は猫にとって猛毒です!
  • 人間の食べ物(玉ねぎ、ネギ、チョコレート、ぶどう など)
  • 薬、サプリメント
  • 輪ゴム、ヘアゴム、紐類、ビニール
  • ボタン電池

お部屋の安全対策

  • 窓やベランダの脱走防止対策
  • コード類の保護
  • 倒れやすいもの・割れやすいものの片付け
  • お風呂場の蓋を閉める習慣(溺水事故防止)

💡 看護師ワンポイント 動物病院で多い猫ちゃんの事故は、**「ユリ中毒」「紐状異物の誤飲」「窓からの転落」**です。お迎え前にお部屋を一度「猫目線」で見回してみてくださいね。


【健康管理編】お迎え前に決めておきたいこと

かかりつけの動物病院を見つけておく

お迎え後、できるだけ早めに健康診断を受けることをおすすめします。事前に通いやすい動物病院を探しておくと安心です。

動物病院選びのポイント

  • 通いやすい場所にあるか
  • 猫の診療に慣れているか(できれば「キャットフレンドリークリニック」認定の病院)
  • 夜間・休日の対応窓口を案内してくれるか

お迎え後すぐにやっておきたい健康チェック

  • 健康診断
  • ノミ・マダニ・お腹の虫の検査と予防
  • ワクチン接種(時期や種類は獣医師と相談)
  • 猫エイズ・猫白血病ウイルスの検査
  • 避妊・去勢手術の時期相談

💡 看護師ワンポイント 迎え入れ先でワクチン接種証明書や健康診断書をもらえる場合は、必ず保管して、初診時に動物病院へ持参してください。今後のスケジュールを立てるうえで重要な情報になります。


【お迎え当日〜数日間】動物看護師からのお願い

最後に、お迎え後の過ごし方について大切なことをお伝えします。

✅ 最初の数日は「そっと見守る」

新しい環境に慣れるまで、最低でも3日〜1週間はかかります。

  • すぐに抱っこしたり構いすぎたりしない
  • 静かに様子を見守る
  • 家族みんなで一度にかまわない

✅ ごはんを食べない・トイレに行かない時は要注意

24時間以上ごはんを食べない、丸1日以上排泄がない場合は、早めに動物病院へ相談してください。猫ちゃんは絶食が長く続くと「肝リピドーシス」という命に関わる病気になることがあります。

✅ 体調の変化はすぐにメモ

下痢・嘔吐・くしゃみ・目やに・元気がないなど、気になる症状があったらいつから・どんな様子かをメモしておくと、診察時にとても役立ちます。


まとめ:完璧じゃなくて大丈夫。少しずつ揃えていきましょう

ここまでたくさんのアイテムをご紹介してきましたが、「全部完璧に揃えなきゃ!」と気負わなくて大丈夫です。

最低限、お迎え当日に必要なのは

  • トイレ・猫砂
  • フード・お水・食器
  • キャリーバッグ
  • 寝床(ダンボール箱でもOK)

これだけあれば、まずはスタートできます。あとは猫ちゃんとの暮らしの中で「うちの子はどんなものが好きかな?」と観察しながら、少しずつ揃えていくのが一番です。

何より大切なのは、飼い主様が穏やかな気持ちで猫ちゃんを迎え入れてあげること。不安なことがあれば、いつでも私たちまりんハウスにご相談くださいね。

新しい家族との素敵な毎日が始まりますように🐾


ご不明な点やご相談がございましたら、お気軽にスタッフまでお声がけください。

まりんハウス スタッフ一同